考えるのは得意ではない。赤い画面をずっと見ている。
もしも、人に救いを求めたかったときでも、奥の奥の様々な展開を経てしかたどり着けない状況下に持ち込むことが出来た上での独白、か、ヒントさえままならない様々な彼らの思考や私生活などの内輪な要素がトッピングされたとてもとても難しい暗号を解読するしかないのだ。そんな大変な事を、誰がしてくれるのだろう。
ひとつの解法として確かに不自然や不可解や矛盾をすぐに見つけて、其れを「助けて」だと決め付けてしまうというのはあるけれど、僕は最近其れが少し不誠実な気がしてならない。
だからキット、意味などない。言葉に酔っておくれ。若しくは知らないままだろう。
時々の僕は気丈だから、キッと前を見て思い出し笑いを繰り返しているのさ。糖質百パーセント。
手ごろな大きさの窓が右のほうにあって便利。体はチクチクと痒い。気持ち確かめ準備をしないと、話す事さえままならぬ。
花一匁に僕の出番は来ない。とおりゃんせを覚えるのに必死になった。僕はちいさい秋見つけたを愛している。
気付けば煙草の火を待つ事無くつけている。レイプ魔とイジメッコに生きてきた事を後悔させながら、本意ではない夢を見た。例えば両手がなくて、何故僕は言葉を紡げるのかと考えるような白昼夢。
昨日考えた事を忘れてしまったけれど、必死に思い出してみる。昨日僕はいつ考えていたのかははっきりしない。僕はどんな風に生きていたのか。
僕はもう怖くないものも、不安に感じる。其れはいくつもの可能性を辿ったところの仮想現実では決してなく、ゼロになったはずの過去の不実の痕跡だ。其れを振り払うにはとにかく時間がかかる。寝ても覚めても、確かに覚醒すれば幾分か忘れてしまうが意識を取り戻し現実感が備わったら其れはままならない、寝ても覚めても
悪趣味な人間で皆様にご迷惑おかけします。
僕は生きれば生きるほど、阿呆に見えるでしょう。痕さえ残さなければ気楽なのね。
逃避について。僕の悪さ。そして、考えてもしょうがない、気付いても意味がない。書き上げても仕方なかった事なの。
ただ、目の前の事がたとえ其れが結果として其れを選ばない事は選ぶ事よりも余計に苦しい事だと知っていたとしても僕の臆病で痛がり屋で怖がりで日ごろから漠然と怯えている気質が逃げてしまうという話だった。
石がぶつかるかもしれない可能性に怯え、水に浸ったまま内側から腐らせていく爬虫類みたい。
いつもいつも寒い。いつも寒い。太陽の日差しは眩しい。汗ばむ体。時には横文字を使いたい気分。鏡なんて見たくない人が多いと信じたい。そして暖房は目一杯つける。
非難を浴びせる僕は怖いだろう。陰口を叩く僕は怖いと想う。あんまり分からない人が多いけど、原因はそんな感じじゃないかと想う。笑い話で終わるのは僕の擬似かどうかも分からない不穏な態度にある。残りは全部妄想。
珈琲牛乳がいくらあっても足りない。喉は渇く。煙草が思い出させる。勇気を出して今一度コミュニケーションを。幾ら書いても想った以上に少なくて、足りなくて、其れは僕の目測量がおかしいからなのかしら。きっともっとまだずっと熱量が足りない。
昔の自分の軽やかさに涙を流す。時は僕に様々なものを失わせるもの。潰れた女の人の顔がフラッシュバックする。こんな事で、僕はこれからちゃんとしていけるのだろうか。本当はもっと違う理由。夜と僕の問題は関係ない。羅列するうちに、その繋がりを邪推するのはとても正常な事だけれども、ここに至っては余り意味の無いことと考えたほうが楽なのかもしれない。全てバラバラになってしまった。
皆元気かな。