僕のスピードが何もかも遅すぎる。
危機感が足りない。
恵まれていることに甘んじすぎている。
分かっているようで全く分かっていないのだ僕は。
幾ら自問しても、まだ分かっていないのだ、僕は。
このスピードで間に合うのか。
間に合って欲しいとは切に思うけど、その考えすら、分かっていない惨めな悪い考えだ。
僕の考えそのものが、手遅れだ。
情けないですが、僕には行動というものが、とても難解なものに思えて、とても恥ずかしいことですが、まだ群集に一人でいることが耐えられなくて。
僕の毒は僕のこういった甘えに満たされた、そして反逆の出来ぬ精神だと知ります。どこか諦観してしまった、敗北主義者の精神だと知ります。
全ての人の僕に対する意見を、すべて内包して消化することが上手に出来ない。
謝る事が自己嫌悪することが、何一つ役に立たないことは分かっているけど、それ以外に僕は何も口に出せない。
情けない惨めだ恥ずかしい。
情けない惨めだ恥ずかしい。