気の利いたフレーズが沢山重なってね。凄く楽しくなっちゃってね。大きな声を出すのを我慢したんだけどね。急に境目がなくなってね。抵抗はしたんだけどね。私女の子だったからね。震えてるばかりで頼りなかったからね。私女の子だったからね。蹴飛ばさなかったから私貴方を愛してるって分かってね。怖いなんて想わなくてね。宇宙のことばかり考えていてね。星って何だかとても生きているようには思えなくてね。なんだか凄く機械みたいで綺麗だよね。なんだか凄くプラネタリウムみたいで素敵だよね。違うよね。信じないよね。僕の中の思い出の話だよね。僕は今一人でいるんだよね。僕は今文字を書いているんだよね。飛び出したら死んじゃったね。痛かったね。ごめんね。ブルーのシートは僕には見えなかったんだよね。担架だって知らなかったんだよね。だって六分間の遅れだもの、命の大切さなんて感じてる暇なんてなくてね。ただ、ちょっとした刺激なのね。ただ、ちょっとした違う世界の話だったね。吉祥寺は大変だったんだね。
痛かったんだろうね。
僕が悪かったのかしら。