急に怖くなってしまって、出来るだけ恐ろしい事は耳に入らないように塞いで、見ないように見ないように、声を出す事さえ思うようにいかない僕がこんなところでだけ、こっそりとしている。
うまく言語化できている自信がない。家の中でさえ恐ろしくなるから、僕は飛び出していく。