朝から死にたい、と想うと其れは酷くついていないことなのです。
死にたいから始まる一日は本当に最悪で、甘いものを食べる気分にもならないし、只管喉が乾くし、下手をすると20時間睡眠が始まってしまう。
だから朝からはできるだけ死にたい、とは想いたくない。
なのに僕のぽんこつなあたまは、そういうところだけ一人前にまるで僕の人生がもうすでに死んでいるかのように、死にたい、と想うことがしばしばあるのです。
しかも死にたい、というものは別に死にたいわけではなく、ただ逃げたいとか、消えたいとか、苦しいとか辛いとか、で、死にたいわけではないのに、ついつい出てくる言葉はいつだって死にたいばかり。さらに多くは理由もなく、状態として生きていることに対しての苦しみを享受できないために起こっているばかりで、本当にどうしようもないのです。
痛覚を失ったら自殺をするのかもしれませんね、案外簡単に。