優美な屍骸 + id:v44c

軽く説明。
4*3の編成の詩を僕とid:v44cで書く。所謂優美な屍骸。
一行ずつで交代。一行140文字以内。始めます。


ああ、私は貴方を何処までも大切に出来る、その私の事実に私は何度も私を褒めてあげたくなり、貴方が其れに気づかないことに私はほんのちょっとだけ不満で膨れる毎日なのだけど
無言で貴方に近づいた私は、貴方の唇を奪うにはどうすれば好いのかとアレコレ考えて、冗談のフリをしてとか女性ホルモンによる目の潤みで気づかせてなど様々な方法があるけれど、そんなラブリーな状況に胸を熱くし赤くなった私を見た貴方は優しく笑うのでした


丁度その時妊婦のお腹を眺め、胎児の大きさよりも随分と膨れた其れに僕は不安を覚え、またその母性に僕の陰茎が包まれている感覚に陥ったし現に其れは実行可能な状況にある僕なので
愛しているなど言えるはずもない


それで思い出したことといえば、倒錯された人間が何を行い、この社会に害をもたらすかであって、愉快犯のような人々に僕が在り難くもこの身をもってして一石を投じようとするわけだ、と
愛しているなど言えるはずもないわ


テーマとしてはとりあえず、今回はあまり詩的な表現を重視したものではなく、飽くまでシチュレーションとか台詞とかそういう類のものにしてみた。まぁ分かりやすいというか簡単な感じ。
id:v44cはどうなってるかな。