辛辣地獄。

僕を好きだという人は、僕のことを一番に好きになってくれないと、僕はおかしくなってしまいます。
僕はおかしくなって、期待は外れ、僕が駄目になってしまいます。
いつも思う、みんなおかしい。好意を知りすぎている。あり得ない。ドウシテそうも簡単に人の好意をうけられるのですか。
おかしい。そんなのおかしい。何故一番になれる。何があなた方を特別にさせている。
全て嘘だ。全て苛めだ。また僕を苛めて、笑っているのだろう。また僕を影で可哀想なやつだと罵っているのだろう。また裏では僕を心配したりして自分が優位に立った気でいるのだろう。また裏では僕のことなんか忘れているのだろう。また裏では僕をカテゴライズして納得しているのだろう。また裏では僕を一つのエッセンスとして大いに笑い誰かとキスでもしているのだろう。
僕には其れは見えないけれど、僕は想定し続けていることを忘れないでください。
貴方が思っている以上に僕は、貴方たちの状況から推測される貴方たちの幸福や貴方たちの日常について目をやり、その結果から導き出されるあなた方の最低限の僕に対する興味とやらに、僕は激しく激昂し、時には張り裂けているのです。
貴方が羨ましいよ。本当に。